施工事例 01 / 柏市 豊四季
幕板の下だけに出る黒い帯を、水の切り方で止めた事例


- エリア
- 柏市 豊四季/2階建て・33坪(窯業サイディング)
- ご相談内容
- 家を一周するように、横一文字の黒い線が出ている
- 施工前の状態
- 幕板の下縁から30センチほど垂れ下がった黒い帯、外壁の色あせ
- 施工内容
- 幕板上面の三角シール(水切り)、幕板の3回塗り
外壁3回塗り、付帯部塗装 - 工期/費用
- 19日間/外壁 約139万円・幕板まわり 約12万円
幕板の上面と壁の境に、三角形のシーリングを入れました。三角シールといいます。
工事の詳しい内容
家を一周するように、横一文字の黒い線が出ている、というご相談でした。
見せていただくと、1階と2階の境を回っている幕板(まくいた)の、すぐ下でした。
幕板というのは、壁の途中に横一文字に回っている帯板です。幅15センチほどで、壁から3センチほど出ています。
その下の縁から、30センチほど垂れ下がった黒い帯がありました。幕板に接するところがいちばん濃く、下へ行くほど薄くなって消えています。
幕板の上には、出ていませんでした。下だけです。
この形が、原因を示しています。
幕板は、壁から出ています。つまり、上面が水平な棚になっています。
そこに、ほこりが溜まります。雨が降ると、溜まったほこりを含んだ水が、板の上を伝って、下の縁から落ちます。縁のところで水滴になり、そのまま壁を伝います。
だから、幕板の下だけに、横一文字の帯ができます。
本来は、上面にわずかな勾配が付けてあって、水が前へ落ちる作りです。年数が経つと、その勾配のところにほこりが溜まり、幕板と壁の境のシーリングも切れてきます。すると水が後ろ側、つまり壁側へ回ります。
直し方は、水の落ちる場所を変えることです。
幕板の上面と壁の境に、三角形のシーリングを入れました。三角シールといいます。断面が三角になるように打って、水が壁側に溜まらないようにします。
これで、水は幕板の前へ流れ、先端から落ちます。壁を伝わなくなります。
幕板そのものも、塗り直しました。
幕板は、外さずに塗っています。外すと、留めている釘の穴が壁側に残ります。そこを埋める手間と、新しい釘の位置をずらす手間がかかり、金額が上がります。今回は傷みがありませんでしたので、付けたまま3回塗りました。
黒い帯そのものは、薬剤と柔らかいブラシで落としました。
幕板まわりは外壁塗装と分けて、12万円ほどでお見積りをお出ししました。三角シールの長さと、幕板の塗装面積を別の行に書いています。
色は以前のグレージュから、モカに変更しました。幕板と付帯部はこげ茶で、壁より濃くしています。
幕板を壁より濃くするのには、理由があります。幕板の上にはほこりが溜まりますので、薄い色だと、また汚れが目立ちます。












