施工事例 01 / 浦安市 堀江
傷みの出ていない家を、角と際から塗り直した事例


- エリア
- 浦安市 堀江/2階建て・32坪(窯業サイディング)
- ご相談内容
- とくに困ってはいないが、そろそろ年数なので見てほしい
- 施工前の状態
- 外壁全体のゆるやかな色あせ。剥がれ・ひび割れ・シーリングの切れはなし
- 施工内容
- 出隅のダメ込み(刷毛塗り2回)、出隅材のシーリング確認
外壁3回塗り、付帯部塗装 - 工期/費用
- 18日間/約143万円
ですから今回は、出隅のダメ込みを2回入れました。中塗りのとき、上塗りのときです。
工事の詳しい内容
とくに困ってはいないが、そろそろ年数なので見てほしい、というご相談でした。
伺って、ひととおり見ました。剥がれも、ひび割れも、シーリングの切れもありません。壁をこすっても、白い粉はほとんど付きませんでした。
全体が、ゆるやかに色あせている。それだけでした。
築24年で、この状態は良いほうです。そうお伝えしました。
そのうえで、1つだけ申し上げたことがあります。
次に傷むのは、建物の角です。
正面と右の面が合わさる角を、出隅(でずみ)といいます。ここが、いちばん早く傷みます。
理由は2つあります。
1つめは、当たり方です。
出隅は、建物の中でいちばん紫外線と風の当たる場所です。平らな面は、太陽が正面に来る時間だけ強く当たります。角は、左右どちらの面に日が回っても、必ず当たります。風も同じで、面に沿って流れてきた空気が、角で巻きます。
浦安は海に近く、風に塩分が混じります。塩そのものが塗膜を溶かすわけではありませんが、表面に残ると水分を呼びます。濡れている時間が長いほど、塗膜は早く傷みます。
2つめは、塗り方です。これが大きいです。
塗装は、ローラーで塗り広げます。ローラーは円筒ですので、角の内側へは入りません。角のところだけ、塗料が薄くなります。
ですから、角と際(きわ)は、先に刷毛で塗っておきます。これをダメ込みといいます。ダメ込みをしてから、ローラーで面を塗ります。
つまり、何もしなければ、角から薄くなっていきます。今回はまだ出ていませんが、次の10年でそこに差が出ます。
ですから今回は、出隅のダメ込みを2回入れました。中塗りのとき、上塗りのときです。刷毛を角に押し当てて、両側へ15センチずつ塗ります。そのあとローラーで面を塗ると、境目が分かりません。
あわせて、出隅材のシーリングも見ました。
窯業サイディングの角には、出隅材という専用の部材が入っています。板と出隅材のあいだには、縦の目地があり、シーリングが打たれています。ここが切れていると、角から水が入ります。今回は、打ち替えが必要な状態ではありませんでした。
お見積りのときに、角の仕事は見えにくいということもお伝えしました。塗る前から傷んでいない場所ですので、なおさらです。
仕上がった直後は、どこを丁寧に塗ったか分かりません。差が出るのは5年後、10年後です。ですから、工程のどこで何をするかを、あらかじめ書いてお渡ししています。
色は以前の淡いグリーンから、ピンクベージュに変更しました。付帯部はこげ茶でまとめています。












